寒い冬にホットなコンサート 『ブルーウインズ 第22回定期演奏会』より ☆に関係なし
『ブルーウインズ 第22回定期演奏会』
※河内長野吹奏楽団の恒例の12月の定期演奏会
こんな楽しく、愉快なコンサートがあるだろうか!
おじさん、毎年12月恒例、我が河内長野市の吹奏楽団ブルーウインズのコンサートに今年も行ってきた。
とは言え、昨年は、残念なことに長男の帰省にぶつかり、見逃している。
だから、2年ぶりになる。
相変わらず、ラブリーホール(市民ホール)は、2階席も埋まるほど盛況で、冬にもかかわらず、熱気ムンムンと言う感じだ。
大ホールの1300余りある座席がほぼ埋まっている。
何が良いかと言えば、とにかく、市民のためのコンサートということに徹底しているのが良い。
もちろん、演奏者は河内長野市の中学校・高校の吹奏楽部の卒業生を中心に、おそらく、ほぼ全員、河内長野市の出身者で占められているだろう。
多くは20才代から30才代の若い吹奏楽好きだ。
とは言っても、その演奏の腕は、並々ならぬものがある。
学生として勉強したり、社会に出て働きながら音楽を楽しむ人たちだ。
皆、手弁当で集まり、忙しい中、合間を縫って練習して、定期演奏会を迎える。
嬉しいいことに、コンサートへの来場は無料だ。
それどころか、エントランスでは、演奏者が元気に、「ご来場ありがとうございます」と、にこやかに笑いかけながら、一人一人に声を掛けてくれる。
オマケに、アンケートに答えると、ご丁寧にも、翌年、また、必ず、定期公演の案内の葉書きまで送ってくれるのだ。
いやあ、本当に申し訳ないくらいにボランティアなのだ。
市民の年末の大きな楽しみになるのは当たり前だ。
まあ、そんなホットなコンサートだが、会場がまた愉快だ。
おじさんは奥さんと二人で出かけたのだが、ホールの駐車場で、奥さんのお友達と出会い、三人並んで座席に着いた。
一階席の前から四列目、ややセンターから左寄りの席だ。
概ね、かぶりつきに近い。
思わず、振り返る。
実は、演奏もさることながら、コンサートを聴きに来ている観客を眺めるのも、このコンサートの楽しみなのだ。
とにかく、知り合いが多いのだ。
近所のおばさん、おじさんはともかく、参加しているサークルや趣味の会、学校関係者から幼馴染と、さながら、ちょっとした地域の同窓会、交流会だ。
そこかしこで、懐かし気に挨拶が飛び交う。
まあ、年末のご機嫌伺いの場でもあるのだろう。
おじさん、辺りを見回してみた。
いやはや、最前列には、車椅子で来場した人が、そうだな、およそ40台位が、ずらりと列をなして並んでいる。
身体に障害のある人たちだ。
それが、ごく自然なのだ。
全く、違和感がない。
(ブルーウインズは定期演奏会だけでなく、地域の老人施設や、障害者施設で、出前のミニコンサートを開いている)
その後ろでは、大体、舞台に向かって右と左で、観客の年代が分かれている。
まあ、右が、比較的若者が多い。
演奏者の友達関連だろうか?
一方、左は、比較的年配者やファミリーが多い。
当然、右側はノリが良く、演奏が終われば、大声で「ブラボー」なんて叫んでいる。
演奏中も、リズム感のある曲になると自然と手拍子などが出る。
一方、左側には高齢者の軍団がいる。
これは、言いたい放題、コンサートが半ばを過ぎると、きっと、無理やり同伴させられたのだろう、飽きてきたおじさんが、大声で「早く終わらないかな。もう帰ろうや。」などと言う始末だ。
おじさんの横に座っているのは、小さな女の子を二人連れた若いファミリーだ。
おじさん、途中で、小さい女の子から、膝に数回、しこたま、後ろ蹴りのキックを受けた。
これは、まあいい。
おじさん、苦笑いというところだ。
そのうち、ツンとオムツのニオイがしてくる。
やったな!と思うが、黙っている。
もう一人の少し大きい方の女の子は、大声で「好きな曲はやらないの。」と、恐れ多くも、のたまう。
いやもう、演奏中に、絶えず、観客席では何かが起こっているのだ。
かく言うおじさんも、コンサート中に口に放り込んでいた飴玉で喉を詰まらせて、曲に合わせて咳き込む始末だ。
ホント、苦しくて、涙が出て、死ぬかと思った。
しかし、演奏の方は、そんな観客席の喧騒にお構いなく、平然とプログラムは進行する。
いやもって、何とも愉快なコンサートなのである。
プログラムの方も大変だ。
何故なら、この多様な観客が、皆それぞれ満足するような楽曲を盛り込まなければならないからだ。
ということで、一部は、一応、ブルーウインズは、マーチングバンドだから、行進曲『威風堂々』を始め、『ライド』、『ひとつの声に導かれるとき』の演奏で、自分たちは何者であるかの存在感を主張する。
一転、二部になると、四季の童謡のメドレーだ。
その後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』セレクション、『我が心のジョージア』、『AKB48メドレー』と続く。
これらは、まあ、高齢者やファミリーを意識している。
そして、最後の第三部は、クリスマスシーズンだけに、ジョン・ウィリアムズ作曲の『ホーム・アローン』のサントラ音楽、それに『風の谷のナウシカ』のハイライトと続いた。
これまた、全方位型の盛り沢山のプログラムだ。
これだけ、観客のことを考えたというか、媚びたプログラムがあるだろうか?
いやもう、練習が大変だったに違いない。
アンコールは、おじさんの大好きなユーミンの『ひこうき雲』だった。
たっぷり2時間、かくて、騒々しくも、楽しく、愉快なコンサートは幕を閉じたのだ。
何故か、おじさん、不思議に幸せな気分で一杯になって、ラブリーホールを後にしていた。
来年も飴玉をポケットに入れて、絶対、また来るぞ!
※ヤフーブログにて 2013年12月13日 アップ
※河内長野吹奏楽団の恒例の12月の定期演奏会
こんな楽しく、愉快なコンサートがあるだろうか!
おじさん、毎年12月恒例、我が河内長野市の吹奏楽団ブルーウインズのコンサートに今年も行ってきた。
とは言え、昨年は、残念なことに長男の帰省にぶつかり、見逃している。
だから、2年ぶりになる。
相変わらず、ラブリーホール(市民ホール)は、2階席も埋まるほど盛況で、冬にもかかわらず、熱気ムンムンと言う感じだ。
大ホールの1300余りある座席がほぼ埋まっている。
何が良いかと言えば、とにかく、市民のためのコンサートということに徹底しているのが良い。
もちろん、演奏者は河内長野市の中学校・高校の吹奏楽部の卒業生を中心に、おそらく、ほぼ全員、河内長野市の出身者で占められているだろう。
多くは20才代から30才代の若い吹奏楽好きだ。
とは言っても、その演奏の腕は、並々ならぬものがある。
学生として勉強したり、社会に出て働きながら音楽を楽しむ人たちだ。
皆、手弁当で集まり、忙しい中、合間を縫って練習して、定期演奏会を迎える。
嬉しいいことに、コンサートへの来場は無料だ。
それどころか、エントランスでは、演奏者が元気に、「ご来場ありがとうございます」と、にこやかに笑いかけながら、一人一人に声を掛けてくれる。
オマケに、アンケートに答えると、ご丁寧にも、翌年、また、必ず、定期公演の案内の葉書きまで送ってくれるのだ。
いやあ、本当に申し訳ないくらいにボランティアなのだ。
市民の年末の大きな楽しみになるのは当たり前だ。
まあ、そんなホットなコンサートだが、会場がまた愉快だ。
おじさんは奥さんと二人で出かけたのだが、ホールの駐車場で、奥さんのお友達と出会い、三人並んで座席に着いた。
一階席の前から四列目、ややセンターから左寄りの席だ。
概ね、かぶりつきに近い。
思わず、振り返る。
実は、演奏もさることながら、コンサートを聴きに来ている観客を眺めるのも、このコンサートの楽しみなのだ。
とにかく、知り合いが多いのだ。
近所のおばさん、おじさんはともかく、参加しているサークルや趣味の会、学校関係者から幼馴染と、さながら、ちょっとした地域の同窓会、交流会だ。
そこかしこで、懐かし気に挨拶が飛び交う。
まあ、年末のご機嫌伺いの場でもあるのだろう。
おじさん、辺りを見回してみた。
いやはや、最前列には、車椅子で来場した人が、そうだな、およそ40台位が、ずらりと列をなして並んでいる。
身体に障害のある人たちだ。
それが、ごく自然なのだ。
全く、違和感がない。
(ブルーウインズは定期演奏会だけでなく、地域の老人施設や、障害者施設で、出前のミニコンサートを開いている)
その後ろでは、大体、舞台に向かって右と左で、観客の年代が分かれている。
まあ、右が、比較的若者が多い。
演奏者の友達関連だろうか?
一方、左は、比較的年配者やファミリーが多い。
当然、右側はノリが良く、演奏が終われば、大声で「ブラボー」なんて叫んでいる。
演奏中も、リズム感のある曲になると自然と手拍子などが出る。
一方、左側には高齢者の軍団がいる。
これは、言いたい放題、コンサートが半ばを過ぎると、きっと、無理やり同伴させられたのだろう、飽きてきたおじさんが、大声で「早く終わらないかな。もう帰ろうや。」などと言う始末だ。
おじさんの横に座っているのは、小さな女の子を二人連れた若いファミリーだ。
おじさん、途中で、小さい女の子から、膝に数回、しこたま、後ろ蹴りのキックを受けた。
これは、まあいい。
おじさん、苦笑いというところだ。
そのうち、ツンとオムツのニオイがしてくる。
やったな!と思うが、黙っている。
もう一人の少し大きい方の女の子は、大声で「好きな曲はやらないの。」と、恐れ多くも、のたまう。
いやもう、演奏中に、絶えず、観客席では何かが起こっているのだ。
かく言うおじさんも、コンサート中に口に放り込んでいた飴玉で喉を詰まらせて、曲に合わせて咳き込む始末だ。
ホント、苦しくて、涙が出て、死ぬかと思った。
しかし、演奏の方は、そんな観客席の喧騒にお構いなく、平然とプログラムは進行する。
いやもって、何とも愉快なコンサートなのである。
プログラムの方も大変だ。
何故なら、この多様な観客が、皆それぞれ満足するような楽曲を盛り込まなければならないからだ。
ということで、一部は、一応、ブルーウインズは、マーチングバンドだから、行進曲『威風堂々』を始め、『ライド』、『ひとつの声に導かれるとき』の演奏で、自分たちは何者であるかの存在感を主張する。
一転、二部になると、四季の童謡のメドレーだ。
その後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』セレクション、『我が心のジョージア』、『AKB48メドレー』と続く。
これらは、まあ、高齢者やファミリーを意識している。
そして、最後の第三部は、クリスマスシーズンだけに、ジョン・ウィリアムズ作曲の『ホーム・アローン』のサントラ音楽、それに『風の谷のナウシカ』のハイライトと続いた。
これまた、全方位型の盛り沢山のプログラムだ。
これだけ、観客のことを考えたというか、媚びたプログラムがあるだろうか?
いやもう、練習が大変だったに違いない。
アンコールは、おじさんの大好きなユーミンの『ひこうき雲』だった。
たっぷり2時間、かくて、騒々しくも、楽しく、愉快なコンサートは幕を閉じたのだ。
何故か、おじさん、不思議に幸せな気分で一杯になって、ラブリーホールを後にしていた。
来年も飴玉をポケットに入れて、絶対、また来るぞ!
※ヤフーブログにて 2013年12月13日 アップ
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