【New】能天気で生きる強さ 『映画/釣りバカ日誌11~沖縄編~』より ☆に関係なし

『映画/釣りバカ日誌11 沖縄編』 映画 釣りバカ日誌シリーズ 1999年製作 ちょっと息抜きに、つまみ食い。 映画『釣りバカ日誌』11作目を手に取った。 と言うのは、先日、奥さんと、深夜のテレビ番組『探偵!ナイトスクープ』の依頼案件について話題にしたことがあった。 つい2ヶ月程前に、この古本屋で取り上げたから…
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【New】本書には、筆者の野心が隠されていた 『夜の床屋』より ☆☆☆☆

『夜の床屋』 著者 沢村 浩輔  ごくオーソドックスなミステリー作品と思っていた。 実は、読み終えてみたら、作家の並々ならぬ野心が隠されていたのだ。 本書は、期間をおいて別々に発表された七つの短編を、一冊の短編集として纏めて所収したものだ。 おじさん最初に読み始めた時には、一話一話、完結した短編だと思っていた。 …
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まずは、姿勢を正して読むべし 『10億円借りたいなら決算書はこうつくれ!』より ☆☆☆

『10億円借りたいなら決算書はこうつくれ!』 著者 池井戸 潤 信じられないことが起こるものだ。 何と、あのサザエさんのスポンサーでお馴染みの東芝が経営危機に陥っている。 おじさんには、世界を席巻したノートパソコンのダイナブックの頃のあの勢いはどうなったのか?と隔世の思いがある。 シャープに次いで、「東芝、お前も…
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ちょっと不思議 『古道具ほんなら堂』より ☆☆☆☆

『古道具ほんなら堂』 著者 楠 章子   ……  ほんなら堂は、駅から街に入る大通りにある店で、古道具屋さんです。 橙花さんは、そこの店主さんです。 白髪のおかっぱで、小さく丸いメガネをかけたおばあさんです。 たいてい、橙色の着物姿で、気難しそうな顔をして店番をしています。 すごく怖そうなので、話しか…
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裁量の力が問われる宰領 『宰領』~隠蔽捜査5~より ☆☆☆☆

『宰領(さいりょう)』~隠蔽捜査5~ 著者 今野 敏  ……  「無事に解決したからいいものの、失敗していたら、俺もお前もクビだぞ。」 「そんなにクビが怖いのか。」 「何だって。」 「オレは、クビよりも、やるべきことをやれない事態の方が恐ろしい。」 「全く、お前と言うやつは…。」  ……  …
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出雲王国の謎を解く 『葬られた王朝』より ☆☆☆☆

『葬られた王朝』 著者 梅原 猛     ……  スサノオが、「八岐大蛇(やまたのおろち)は、どんな恰好をしているのか。」 と聞くと、老人は答えて、「その目は、ホオズキのように赤く、八つの頭と八つの尾があり、その体には、苔と檜と杉が生えている。その長さは、八つの谷と八つの峰に渡る程で、その肌はいつもただれています。」  …
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学級崩壊は社会の病理の縮図 『鳥たちの影』より ☆☆☆

『鳥たちの影』 著者 平瀬 誠一   ……  補講時の算数の時間だった。 由美子が丁寧に説明したあと、時間をとっては作業に入り、数人の子供を指名して黒板に正解を書かせると言うやり方で授業を続けていた。 由美子は通路を巡視しながら、まだ、十分に理解できていない子供たちに個別的な指導を与えている時だった。  「…
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どこの会社にも、必ず、居る 『三婆』より ☆☆☆

『三婆(さんばば)』 著者 有吉 佐和子  『三婆』と言えば、多くの人が頭の中に、さっと自分なりの具体的な人物像をイメージできるに違いない。 これは、おじさんの穿った見方だろうか?  と言うのは、どこにでも当たり前に、この三婆になぞらえることのできる人たちと出会うことができるからだ。 いやはや、この『三婆』と言う…
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人間は、究極、堕落する存在 『堕落論・続堕落論』より ☆☆☆☆

『堕落論・続堕落論』 著者 坂口 安吾     ……  善人は気楽なもので、父母、兄弟、人間どもの空しい義理や約束の上に安眠し、社会制度と言うものに全身を投げかけて、平然として死んでいく。 だが、堕落者は、常にそこから、はみ出して、ただ一人荒野を歩いて行くのである。 悪徳はつまらぬものであるけれども、孤独と言う通路…
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視覚に頼らない独自の世界 『目の見えない人は世界をどう見ているのか』より ☆☆☆☆☆

『目の見えない人は世界をどう見ているのか』 著者 伊藤 亜紗  ……  やれやれ、目明きとは不便なものよ。/江戸時代国学者 塙 保己一(はなわ ほきいち)  ……      【本文中より抜粋】  いや、おじさん、久し振りに目からウロコが落ちた。 ずっと以前から、生物学者さんの書いたり、言ったりする人生論や…
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事実こそが主役 『関東大震災』より ☆☆☆

『関東大震災』 著者 吉村 昭 ついこの間、もうずいぶんご高齢の作家 津村節子さんが、夫 吉村昭さんとの若い頃の生活をラジオのインタビューで語られていた。 いやあ、その話しをお伺いしていると、吉村さんは、もう、作家一途の生活をしていたとしか言いようがない。 まだプロの作家として独立できない若い頃のことだ。親戚から引き継…
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【New】 動物達の生態の謎が究明 『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』より ☆☆☆

『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 著者 渡辺 佑基  ……  さて、バイオロギングの手法の普及と共に、従来型の調査では知り得なかった野生動物の行動が次々と明らかになってきている。 いくつか例を上げてみよう。 アホウドリは、46日間で地球を一周する。 ウェッデルアザラシは、1時間近く息を止められる。 …
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ただ、普通に暮らしたいのに… 『映画/この世界の片隅に』より ☆に関係なし

『劇場映画/この世界の片隅に』 ※片渕須直監督 アニメーション映画   2016年 製作  オープニングテーマ曲     悲しくてやりきれない    作詞 サトウ ハチロー   作曲 加藤 和彦     胸にしみる 空のかがやき     今日も遠くながめ 涙をながす     悲しくて 悲しくて     と…
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花真っ盛り 『花咲(はなさか)おじさん、ご満悦』 ☆に関係なし

『花咲おじさん、ご満悦』 ぐうたら猫と言えど、一つだけ、おじさん、毎朝、真面目に、せっせと続けていることがある。 それは小さな花壇の水やりと手入れだ。 もう、随分と続いている。 中々、人間の場合、どんなに愛情を注いでも応えてくれることは少ないけれど、この草花だけは、ほぼ確実に応えてくれる。アハハ!  まあ、…
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外相 広田弘毅のゆるぎない生涯 『落日燃ゆ』より ☆☆☆☆

『落日燃ゆ』 著者 城山 三郎     …… 処刑は、まず、東條、松井、土肥原、武藤の組から行われた。 Pマークの付いたカーキー色の服を着た四人は、仏間で花山(※教戒師)の読経を受けたが、その後、誰からともなく万歳を唱えようと言う声が出た。 そして、年長の松井が音頭を取り、「天皇陛下万歳」と「大日本帝国万歳」を、そ…
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人情噺の名人は人情家だった 『CD/三代目三遊亭金馬 NHK落語名人選』より ☆に関係なし

『CD/三代目三遊亭金馬 NHK落語名人選』 おじさん、久しぶりに三遊亭金馬さんの落語を、じっくり聴いた。 古本屋の名人落語噺シリーズ第二弾をそろそろ書かねばと思ったからだ。 何故、三代目金馬さんかと言えば、その語られる落語が、過度に装飾されず、かと言って、妙にはしょられることなく、まさに、噺の原型をじっくり味わうのに…
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自由を求めてきたのに… 『なぎさ』より ☆☆☆

『なぎさ』 著者 山本 文緒  おじさん、よく分らないが、どうも消費が伸びないと言う。 若い世代を中心に、物を買いたいという意欲が何となく減退しているようだ。 ここ数年、春闘などを見ていても、ある程度は契機の良い賃上げが行なわれているような気がしないでもない。 これは、大企業に勤める社員についてのみの傾向なのだろ…
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おじさん、また一つ楽しみが増える!『大阪芸大 ヴィルトゥオーゾ・ウィンドオーケストラ演奏会』

『大阪芸術大学 ヴィルトゥオーゾ・ウィンドオーケストラ第14回演奏会』 いやあ、最近、おじさんの悪い癖だが、コンサートに行く際には、上着のポケットにアメ玉を忍ばせるようになっている。 大ぶりの特濃ミルクのアメ玉4個。 濃厚な味だ。 それぞれ、前半に1個、後半に1個、隠れて、そっと口に放り込む。 マナーが、あ…
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あなたは、何にとりつきますか? 『とりつくしま』より ☆☆☆

『とりつくしま』 著者 東 直子  ちょっと前に、この古本屋で、『古道具ほんなら堂』と言う本を紹介した。 その物語では、古道具の持つ不思議な力が語られていた。 おじさん、その時、どうも古道具が持つ妖しい雰囲気が苦手だと書いた。 やはり、この本でも、物には強い思いがとりついているらしい。 この物語によると、人…
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こっこ、ひと夏のイマジン 『映画/円卓』より ☆に関係なし

『映画/円卓』 ※日本映画 2014年 製作   監督 行定 勳   原作 西 加奈子  もちろん、『イマジン』は、ジョン・レノンの楽曲である。 相手の身になって想像すれば、もっと世界は平和になると歌う。 また、モンゴメリーの小説『赤毛のアン』では、イマジンの能力こそが、かけがえのないもので、人生を前向きに切り拓い…
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